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火災保険料の見直しに必要な5つのポイント【値上げ対策】

先日、こんな記事を見ました。

【値上げ】FP100人に聞いた、家計への影響が最も大きいものは?

 

この中で気になったのが「火災保険料の値上げ」

家計への影響が大きいけど、見直しの際に見落としがちなものにも「火災保険」(12%)が上位でランクインしていました。

 

そうです。火災保険はここ最近、保険料の値上げラッシュなんです。
大規模な自然災害が増えたことで、保険金の支払いが増えて保険会社は赤字が続いています。保険会社は耐えかねて、保険料アップという選択をとることにしました。

参考記事も載せておきますね。
損保大手各社、10月から火災保険料11~13%値上げへ…00年以降最大上げ幅

 

とはいえ。

「火災保険料のアップは家計に厳しい…!」
「少しでも保険料を安くしたい!」

 

という、お声もあるかと思いますので、今回は火災保険料の見直しのポイントをまとめてみました。

 

<簡単に私の自己紹介>
この記事を書いている私は損害保険プランナー。
日々、様々なリスクを抱えている中小企業やご家庭のリスクコンサルタントをしています。普段、火災保険を案内していると「火災保険料、高くなりすぎですね…。」とのお声を頂くこともしばしば。
そんな苦しい表情をしているお客様やこの記事を見てくださった皆さまが、少しでも腹落ちして火災保険に入れるように、火災保険料を見直す際のポイントを共有できればと思いこの記事をまとめてみました。
ぜひ最後まで見ていってくださいね。

 

保険料の見直しをする上で注意点

 

火災保険の保険料を見直すときには、注意点があります。
順々に見ていきましょう!

 

保険料を下げる=補償が弱くなる

保険屋さんに相談する際に「安くしたい!」と、正直な気持ちを伝えることはとても大切です。
しかし、保険料の安さを優先するあまり、必要な補償までも削るのは本末転倒です。

今までに補償内容を見直したことがない人はこの機会に見直すことをおススメしますが、十分に精査できている火災保険に関しては、必要以上に補償を削らないようには注意しましょう。
「保険料を下げる」ということは「補償が弱くなる」ということです。

いざ住宅や家財に大きな損害を被ったときに、補償が足りませんという話はよく聞きます。

 

独断でリスク判断をするのは危険

リスクを自分自身だけで判断するのではなく、一度はプロである保険屋さんにしっかり聞くようにしましょう。

 

火災保険を選ぶ際には、以下のような判断が必要です。

・必要な保障金額はどれくらいか。
・どれくらいの補償の幅にすべきか(考えうるリスクは何か)
・他保険を含めて、どんな特約(オプション)をつけるべきか。

 

正直なところ、住まいにどれだけの災害リスクがあって、必要な補償がどれくらいかは素人判断ではとても難しいです。
また、独断で判断すると必要以上に補償を削ってしまうリスクがあります。

もちろんネットで調べられることも多いですが、保険屋さんからもセカンドオピニオンとして話を聞くことをおススメします。
聞くだけなら無料というところが多いので、気軽に聞いてみましょう!

 

火災保険の保険料見直しのポイント

 

火災保険の保険料を見直しをする際のポイントを、カンタンに5つにまとめました。

 

①地域によって水災補償のありなしを選ぶ

条件にもよりますが、水災を補償対象外にすることによって保険料を安くすることが可能です。
水災は台風や暴風雨、豪雨などによる洪水、高潮、土砂崩れなどによる災害のことで

例えば、

・近くに池や河川がない
・地盤がしっかりしている高台の住宅である※
・マンションの上層階で、自宅まで浸水する可能性が低い

 

このような場合には、水災リスクが低いため補償からはずことを検討してもよいでしょう。
自宅周辺のハザードマップ等を確認して、まずは環境リスクを見てみましょう。
※地盤が弱いと土砂崩れの可能性が高まるので十分注意が必要です。

 

②「家財」の保険金額を見直しする

火災保険は、家が燃えてしまった際に建物だけでなく、家具や家電、衣服など日常生活に使う家財もみれるようになっています。

もし補償内容を見て家財が入っている場合には、自分の所有しているモノと見比べて高くないか、低くないかを見ましょう。

保険会社では、年齢や家族の人数、面積などで一般的な世帯の家財の評価額(再調達価額)を出すことが多いので、実態と比べて高めになることもありえます。
評価額が実態よりも高い場合は、適切な保険金額にすることで保険料を抑えられます。

 

③支払い方法を変更する

1年毎に更新をしている場合は、5年などの「長期契約」にすることで割引が効き保険料が安くなります。

さらに、毎月支払う「月払」ではなく「一括払」に変更することでも、保険料が割引になることがあります。

ただし、これは直近の自然災害状況を踏まえ、保険会社によってはできないこともありますので、まずは一度確認してみることをおススメします。

 

④割引制度を活用する

新築から一定の期間までの建物に適用できる「新築割引」や、住宅内の空調・給湯・調理などすべての設備を電気でまかなう住宅であれば「オール電化割引」など、各保険会社で割引を用意しています。

割引の有無や、割引率は各社で異なるので、まずは今加入している保険会社へ確認してみましょう。

ちなみに火災保険に付けられる地震保険でも割引制度がありますので、あわせてご確認くださいね。

 

⑤ネット型の保険で加入する

なぜネット型保険が安いかと言えば

・営業社員の人件費がかからないから。
・代理店手数料がかからないから。

 

今までは、保険会社や保険代理店の営業社員が足を運ぶ。あるいはお客さんがお店に来店して説明を聞いて契約をするというのが一般的な流れでしたが、最近はネット経由で自分自身で申し込みができる火災保険も増えています。

ネット経由では経費が浮くという意味で、保険料は安い傾向にあります。

半面、保険料は安くなりますが、いざという時に誰が担当してくれるのかわからない不安や気軽に相談ができないデメリットはあります。

また、加入前のリスク確認がプロ目線でできないケースもあるので、やはりプロの保険屋さんにも一度精査してもらうことをおススメします。

先ほどと被りますが、基本的には保険相談は無料でしている代理店が多いので(うちもそうです!)、プロ目線の話を聞いてからネットで加入すること自体は悪ではありません。
きちんとリスクを洗い出すことを大切にしましょう。

 

まとめ

火災保険の保険料見直しのポイントについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自分自身は保険を販売している立場として

「必要な補償には必ず入ってもらう」

 

これだけは譲りたくない、一番大切にしていることです。

もし「とにかく安くする」「必要以上に補償を削ろうとする」場合は、まずはお客様を止めます。というのも、いざという時に使えなければ、保険は入っていても意味をなさないのです。

とはいえ、現実問題としてお財布事情もあるかと思いますので、火災保険の保険料見直しのポイントを整理してみました。ぜひポイントを見ながら、今加入されている火災保険を見直してみてくださいね。

 

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